絵ろうそくの材料
原料・材料
(1)木ろう
本来は漆をつぶして中身を取り出し、ふかして搾り取った物を日の晒した、晒しろうが使われていたが、現在は入手困難なため、櫨(ハゼ)の実からとった木ろうが上掛け作業にのみ使われている。
(2)ろう 本来なら全てのろうを木ろうで作るべきであるが、非常に高価なため、化学製品のろうが使われている。
(3)灯芯・和紙 畳表に使われている「い草」の茎の中身を灯芯という。これを和紙に巻き付けたものがろうそくの芯となる。
 
漆の実
各種ろう
 
用具
(1)ろう鍋・筒

ろう鍋:固型のろうを熱して溶かすための鍋。

筒:液状のろうを入れ、上掛けの作業に使用する。

(2)まき串 ろうそくの芯を作るときに使用する。(かけ串より一回り太い。)
(3)かけ串 出来上がった芯の一本一本にさし、かけおろしと上掛けに使用する。
(4)かけ船
液状に解けた熱いろうを入れ、かけおろしの作業に使用する。
(5)ろうカンナ ろうそくの表面を平らにするため使用する。ろうそくの表面の丸みに合わせるため、羽は平らではなく、半月状にえぐられている。
(6)さし ろうそくの長さを計るためのものさし。指に挟んで使用する。